著)堀尾芳裕
2008年/A5判/200p
「倒れる歯科医院」の第2弾。「事前に知っているだけでも避けられるリスクは多い」という考えの下、他の歯科医院が倒れた状況を知ることによって、逆に経営改善のヒントを探ります。
さまざまなターニングポイントに「倒れ防止ポイント」が紹介されている上、各事例ごとにコンサル経験豊富な著書によるまとめが書かれているため、事例から何を学べるかがわかりやすいつくりとなっています。
◆歯科界の厳しさを象徴する出来事、データ
・銀行融資、リース
・技工所
・材料店
・医院数
・倒産動向
・国民意識の変化
事例
1 セミナーの受け売りで医院改悪
2 極度な技術志向による10年目の悲劇
3 スタッフを育てられない院長
4 信頼していたスタッフが不正
5 夢のように思えた医療ビルへの移転が
6 「初期費用少ない」開業の落とし穴
7 2代目院長の奈落
8 内部告発で不正請求が発覚
9 院長の長期入院を機に「やる気」減退
10 院長夫婦の不協和音で医院の秩序崩壊
11 安易な「居抜き」開業でスピード閉院
12 親子間継承で歯車が狂い・・・
13 開設管理の名義貸しで法律係争に
14 スタッフになめられ秩序崩壊・・・
15 趣味にお金をつぎ込み自転車操業状態に
16 「自費依存型」で赤字体質に
17 パートナーの死で診療意欲喪失
18 「いいとこ取り」の無計画経営にツケ
19 老朽化医院を無借金で引き継いで・・・
→復活編 地域のブランド医院に再飛躍