著)摂食研究会、氏家賢明、大野康、日本歯科新聞社編集部
2015年/A5判/112p
自身の体感、そして最新の研究を含めた豊富な情報から、楽しみながら、深く「食べる・飲むメカニズム」について学べる書です。基本が分かるので、子育てから高齢者の介助まで、役立ちます。
【第1章】
1. 飲んでみましょう
・コップで水を飲む
<ワンポイント:呼吸の重要性/冷たい水、温かいお茶を飲んでみると…>
・スプーンで水を飲む
2. 食べてみましょう
・ヨーグルトを食べる
<ワンポイント:目、手、口の協調>
・ご飯を食べる
・形の異なるものを食べてみる
・姿勢を変えて食べてみる
<ワンポイント:介助・姿勢の補助>
・五感を妨げて食べてみる
<ワンポイント:介助・食欲が増す魔法/脳が最も働く瞬間は?>
3. 誰かに飲ませてもらいましょう
・水を飲ませてもらう
<ワンポイント:介助・コップのサポートの仕方>
4. 誰かに食べさせてもらいましょう
・目をつぶったまま食べさせてもらう
・食事を食べさせてもらう
<ワンポイント:介助・道具の角度ほか>
5.〔essay〕 介助する方に知ってほしい心構え (大野 康)
【第2章】
食べる機能の雑学・研究
1. 咀嚼とは?
2. 空腹感と食欲
3. 吐き気と嘔吐
4. 味覚
5. 口唇の役割
6. 舌の役割
7. 頬の役割
8. 唾液の役割
9. 歯の役割
【第3章】
胎児・乳児の口腔機能の獲得
1. 胎児の口腔機能の獲得
2. 乳児の口腔機能の獲得
3. 口腔機能Q&A